let's talk
レッジャーフィールドとは─私たちの仕事と責任

私は会計とリスクの現場で鍛えた視点から語ります、レッジャーフィールドとは企業のデジタル資産を正しく扱うための基盤です。
LedgerFieldは2023年創業、渋谷区に拠点を置き、会計と規制に強い35名でサービスを日々磨いています。

私たちの仕事は、会計・監査・リスクを共通言語で結び、現場と経営の視界を揃え、意思決定の摩擦を着実に減らすことです。
数字で語る、再現で確かめる、証跡で支える、この三点で信頼を設計し、属人性の芽を早期に摘み取り、運用を安定化します。

プロダクトは、主要チェーンと取引所の多ソースを突合し、仕訳を自動化し、差異と前提を明確に提示し、監査の予見可能性を高めます。
改ざん耐性のある監査ログを標準装備し、権限と操作の履歴を残し、監査指摘の検証を短時間で再現可能にする設計です。
AMLモニタリングはノーコードのリスクルールで運用し、制裁リストやしきい値を組み合わせ、ルート可視化で説明責任を支えます。

導入では、現行フローを丁寧に分解し、KPIと証跡の接点を整理し、短い反復で差分を測り、TTVを最短化する実装を進めます。
会計基準はJGAAPとIFRSの双方に即した仕訳テンプレを備え、監査法人との対話で前提を共有し、論点の擦れを減らします。

まず、運用原則を三点共有します、実務で迷わないための最小限の共通土台を設定し、関係者の視点を丁寧に揃える狙いです。
第一に、数値と前提を先に明かし、議論の出発点を一本化し、評価と行動の粒度を合わせ、見落としによる手戻りを防ぎます。
第二に、計測と再現で同じ結果が出ることを重視し、環境差や操作差を吸収し、監査耐性を実務で担保し、継続的改善を可能にします。
第三に、証跡と権限を記録に残し、説明責任の土台を可視化し、後追いの確認を短時間で再現できる体制を常に整備する方針です。
導入前にお渡しする資料には、運用範囲と留意点、問い合わせ経路を明記し、具体的な作業と責任の分担を丁寧に整理します。
初期検討の流れと役割分担、留意すべきリスクの整理は、詳しくは〔導入ガイド〕にまとめていますので、ぜひご覧ください。

よくいただくご質問に、私から簡潔にお答えします。
――「なぜデジタル資産に特化するのか」:会計・規制・リスクが密接に絡み、標準化の余地が大きく、実務価値が高いからです。
――「導入期間はどれくらいか」:標準構成で四〜八週が目安で、既存台帳との照合と権限設計を同時進行し、TTVを短縮します。
――「監査対応への効用は」:監査ログと証跡束ねで前提が共有され、検証が再現でき、レビューの反復が短く済む点が効果です。
――「セキュリティ体制の考えは」:最小権限と鍵管理を徹底し、送金権限の分離と監査ログの保全で、運用の安全域を定量で示します。

数字は出発点、説明責任は目的地です、私たちは常に測り、結果の意味を言葉に直し、関係者の視界を丁寧にそろえます。
最初の一歩は小さく、検証は早く、学びは共有し、実装を積み重ね、企業の挑戦を静かに後押ししていく所存でおります。

――
LedgerField(レッジャーフィールド)
代表取締役 近藤 洋士

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